2012年10月6日 | ~ | 2012年11月11日 |
将軍が公式に臣下の屋敷を訪問する御成の儀式は、大名屋敷における重要な儀礼の一つです。室町将軍家以来、天下人がおこなった御成は、徳川将軍家にも引き継がれ、諸大名との主従関係を再確認する場として機能しました。特に二代将軍秀忠による尾張徳川家江戸屋敷への御成は、御三家筆頭の威信が見事に示され、その後の規範となるほど盛儀を極めました。
徳川将軍による御成儀式の実態と変遷を明らかにし、将軍饗応に用いられた茶道具の名品をはじめとする美術品の数々を紹介します。
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